■地味に3連休だった。病院のはしごをしたり、知人のうちをそうじしに行ったりと、充実した休みだった。『the fall(落下の王国)』について思い出したのは、イスラエルのセマ(旋舞)を見せてもらったからで、長いスカートをまとった男たちが踊るウェディングの場面は、この映画でもっとも印象的な場面のひとつで、主軸となるのは自殺願望のあるスタントの若者が、少女に創作の物語を話して聞かせるストーリー(理由は、自殺するための薬を少女に盗んで来させるためという不順な動機からだが)なのだけれど、私にとってその光景はこの世でもっとも幸福な光景に思える。ベッドの上で、興味津々でお話を聞いている少女に感情移入し、この時間が永遠に続けばいいと祈るように思う。
■3連休最後のきょう、午後のはじまりに外に出ると、ちょうどアトレのレネレイドから指輪のお直しが出来たという留守電が入っていたので、店に立ち寄る。指輪は10年ほどまえに大阪の店舗で買ったもので、「なつかしくてうれしくなりました」とかわいい店員さんに言ってもらって、こちらもうれしくなる。店内を見ると、ピンクとグレーのすみれのピアスがあったので、受取りに寄っただけのつもりが、思わず買ってしまった。
■3連休最後のきょう、午後のはじまりに外に出ると、ちょうどアトレのレネレイドから指輪のお直しが出来たという留守電が入っていたので、店に立ち寄る。指輪は10年ほどまえに大阪の店舗で買ったもので、「なつかしくてうれしくなりました」とかわいい店員さんに言ってもらって、こちらもうれしくなる。店内を見ると、ピンクとグレーのすみれのピアスがあったので、受取りに寄っただけのつもりが、思わず買ってしまった。
■で、着替えをしに帰るひまもなく、そのぼんやりとした頭のまま五反田の本社へゆき、天皇杯関連の仕事(残念ながら天皇賞ではない)をしに行って、その後、大阪からダライラマの法話を聞きに来ていた友人と恵比寿のイタリアンで食事。
■彼女は私よりも5、6才年上で、旅先で偶然出会ったのだけれど、出会う直前に訪れていた隣国で、運命的な出会いをし(彼は現地出身の、彼女より10才年上の男性で、現在はサンフランシスコ在住とのこと)、夏には彼が日本に来て、来月には彼女がサンフランシスコに遊びに行くという。
■旅先では、その出会いについて詳しく聞いていなかったので、今回あらためて話してもらったのだけれど、彼とはバス停でバスを待っているときに出会って、日本みたいにバスが景気よくジャンジャンやって来るというわけではないので、一時間くらい話をしていたらしい。それでようやくバスが来て、彼と別れることになったとき、頭ではなにも意識していなかったのに、別れのハグをした途端、彼女の目からぽろぽろと涙がこぼれたという。その後、帰国前に一度会う機会があり、彼女は彼のことが忘れられなくなった。
■その熱い出会いの話を聞いて、のぼせるようだった。
■彼女は私よりも5、6才年上で、旅先で偶然出会ったのだけれど、出会う直前に訪れていた隣国で、運命的な出会いをし(彼は現地出身の、彼女より10才年上の男性で、現在はサンフランシスコ在住とのこと)、夏には彼が日本に来て、来月には彼女がサンフランシスコに遊びに行くという。
■旅先では、その出会いについて詳しく聞いていなかったので、今回あらためて話してもらったのだけれど、彼とはバス停でバスを待っているときに出会って、日本みたいにバスが景気よくジャンジャンやって来るというわけではないので、一時間くらい話をしていたらしい。それでようやくバスが来て、彼と別れることになったとき、頭ではなにも意識していなかったのに、別れのハグをした途端、彼女の目からぽろぽろと涙がこぼれたという。その後、帰国前に一度会う機会があり、彼女は彼のことが忘れられなくなった。
■その熱い出会いの話を聞いて、のぼせるようだった。
日記 |
2009/11/01(日) 20:51
■レベッカ・ホルン展のオープニング・パーティに参加させてもらう。美術館に着くと、エントランスの前の駐車スペースには、りっぱな車がたくさん停まっていて、目の前に人を降ろしている最中の車があって、運転席をちらりと窺うと、杉本博司さんだった。
■1階の広大なスペースには、ものすごい人。同時に翌日から開催される「LUXURY展」のオープニングも行なわれているようで、アパレル関連の展示ということもあり、東京中のおしゃれな人たちが集結しているように見えた。すこし見渡しただけでも、浅田彰さんや、磯崎新さん、BRUTUSのフクヘンさんや、都築響一さんや、TVで見たことのある女優さんや俳優さんなどの姿が見えて、思わずキョロキョロしてしまう。中でもひとくみ、明らかに只者ではない存在感を放っている美男美女カップルがいて、誰なんだろう、と見かけるたびに思っていたのだけれど、日本画家の松井冬子さん夫妻だった。なんどもメディアでお顔を拝見しているはずなのに、実物は特徴をそこに読み取れないくらいの完璧な美人だった(しかもいい人そう)。
■レベッカ・ホルンの作品はコンセプチュアルなものや、コミカルなもの、エロティックなもの、それらが混合しているものなどさまざまで、見る者を楽しませてくれる作品だった。「カラスの羽」が象徴的に使れれていて、顔に羽をつけたレベッカ本人が、男性と向き合っていて、その羽によって触れる寸前の距離にしか近づけないという映像作品が官能的で、なんとも言えずよくて、じっとすい込まれるように見ていた。同じシリーズで、白鳥の羽のなかでキスをしている作品もあるそう。「ならべて展示したかったんだけれど」と、キュレーターの長谷川さんが説明してくださった。

映画 「ダンス・パートナー」 1978 Ⓒ2009:Rebecca Horn
■そのあとは、みなで午前二時にてくてくと代官山まで夜中の散歩。LOOPというライブハウスで友人のライブを見る。そのあとまたてくてくてくと戻り、深夜3時のラーメン。朝目を覚ますと誰もいなかった。
■1階の広大なスペースには、ものすごい人。同時に翌日から開催される「LUXURY展」のオープニングも行なわれているようで、アパレル関連の展示ということもあり、東京中のおしゃれな人たちが集結しているように見えた。すこし見渡しただけでも、浅田彰さんや、磯崎新さん、BRUTUSのフクヘンさんや、都築響一さんや、TVで見たことのある女優さんや俳優さんなどの姿が見えて、思わずキョロキョロしてしまう。中でもひとくみ、明らかに只者ではない存在感を放っている美男美女カップルがいて、誰なんだろう、と見かけるたびに思っていたのだけれど、日本画家の松井冬子さん夫妻だった。なんどもメディアでお顔を拝見しているはずなのに、実物は特徴をそこに読み取れないくらいの完璧な美人だった(しかもいい人そう)。
■レベッカ・ホルンの作品はコンセプチュアルなものや、コミカルなもの、エロティックなもの、それらが混合しているものなどさまざまで、見る者を楽しませてくれる作品だった。「カラスの羽」が象徴的に使れれていて、顔に羽をつけたレベッカ本人が、男性と向き合っていて、その羽によって触れる寸前の距離にしか近づけないという映像作品が官能的で、なんとも言えずよくて、じっとすい込まれるように見ていた。同じシリーズで、白鳥の羽のなかでキスをしている作品もあるそう。「ならべて展示したかったんだけれど」と、キュレーターの長谷川さんが説明してくださった。

映画 「ダンス・パートナー」 1978 Ⓒ2009:Rebecca Horn
■そのあとは、みなで午前二時にてくてくと代官山まで夜中の散歩。LOOPというライブハウスで友人のライブを見る。そのあとまたてくてくてくと戻り、深夜3時のラーメン。朝目を覚ますと誰もいなかった。
■休みの日曜はバンザイしたい気分だ。朝も早うからいとうせいこうさん率いるダブフラワーのライブを見に、「土と平和の祭典」@日比谷公園へ。開演が朝10時台というたいへん健やかなるイベントということもあって、会場の芝生の広場にはそんなに多くない人たちが思い思いの場所にのんびり座ったり、持参したマイ皿マイ箸マイコップでもって食事を楽しんだりしていた。ステージ上でのチェック・ワンツーが終わり、せいこうさんとかせきさいだあが登場。「みんな踊ってくれ、風にゆれる草花のように」というせいこうさんの声で、のんびりと座っていたお客さんたちもみな立ち上がって踊り始めた。徐々に人も増え、よっぱらいのおじさんも、子どももいて、なんだかしあわせな光景。ワールド・ハピネスでのライブがすばらしかったと友人らから伝え聞いていたが、もうダブフラワー、かっこよすぎ。
おそろしくかっこよくてヤバイ↓(@WORLD HAPPINESS '09)
■せいこうさんは「みんな、このあとはゲリラ的に良いことして帰ってくれ。飲み残したペットボトルの水をそこに咲いてるバラにやるとか。悪いことより、良いことをするゲリラのほうがよっぽど難しいんだよ」と言ってステージを後にした。
■そのあとはあまざけをいただいたり、お買い得なルッコラとなすを買ったりして、すばらしい日曜日。会場で俳優の朴本早紀子さんとすれ違ってちょっと心がおどった(ミーハー)。
■こういうアースデイ・イベントっぽい雰囲気のなか、私の友人にもそういうカテゴリ(?)の人たちが何人かいて、ペイコさんもそのひとりで、芝生の上でふとどうしているだろうと考えていた。
夜、うちに帰ってみると、めったにプライベートのメールは来ることのないhotmailのアドレスに、
「ごぶさたしています。タミフルのんで元気ですか」
という謎のメールが届いていて、開いてみればペイコさんからだった。半年ぶりくらいだろうか。こういうのなんと言うんだろう、シンクロニシティ以外のことばで。「あれまーふしぎふしぎ現象」だろうか。
上のようなふざけた書き出しに対して、本文には「あっちゃんにはいろんなこと教えてもらったな、と もっともっと遊びたおしたかったな、と」というような、どこが遠いところからの手紙のようにも思えることが書かれていて、終わりの、
「君の話も また 聞かせください」
の一文を読んだあと、休暇を取って会いに行こうと決めていた。
おそろしくかっこよくてヤバイ↓(@WORLD HAPPINESS '09)
■せいこうさんは「みんな、このあとはゲリラ的に良いことして帰ってくれ。飲み残したペットボトルの水をそこに咲いてるバラにやるとか。悪いことより、良いことをするゲリラのほうがよっぽど難しいんだよ」と言ってステージを後にした。
■そのあとはあまざけをいただいたり、お買い得なルッコラとなすを買ったりして、すばらしい日曜日。会場で俳優の朴本早紀子さんとすれ違ってちょっと心がおどった(ミーハー)。
■こういうアースデイ・イベントっぽい雰囲気のなか、私の友人にもそういうカテゴリ(?)の人たちが何人かいて、ペイコさんもそのひとりで、芝生の上でふとどうしているだろうと考えていた。
夜、うちに帰ってみると、めったにプライベートのメールは来ることのないhotmailのアドレスに、
「ごぶさたしています。タミフルのんで元気ですか」
という謎のメールが届いていて、開いてみればペイコさんからだった。半年ぶりくらいだろうか。こういうのなんと言うんだろう、シンクロニシティ以外のことばで。「あれまーふしぎふしぎ現象」だろうか。
上のようなふざけた書き出しに対して、本文には「あっちゃんにはいろんなこと教えてもらったな、と もっともっと遊びたおしたかったな、と」というような、どこが遠いところからの手紙のようにも思えることが書かれていて、終わりの、
「君の話も また 聞かせください」
の一文を読んだあと、休暇を取って会いに行こうと決めていた。

