日記 | 2005/10/11(火) 02:01
■18時からの菊地氏の講義のため、京都へ向かう。会場のCOCON烏丸には四条で降りたほうが近いのだが、メディアショップに寄るためひと駅先の三条で降りる。ひさしぶりの京都は店がつぶれたり新しくできたり少し変わっていたが、メディアショップはなにも変わらない様子だった。イチハラヒロコさんのカレンダーをふたつ買う。ひとつは自分の分、ひとつは人から頼まれていた分。

■会場へ。菊地さんの希望か主催者が気を利かせたのか、菊地さんの脇になぜかマツタケの土瓶蒸しが置かれている(というか火もついていてまさに調理されているという状況)。講師が土瓶蒸しを食しながらの講義って。すごいな、今まで受けたことがないよ。

講義テーマは、「メロドロジー(旋律論)」で、これまで「リズム論」については頻繁に講義してこられたそうだが、「メロディ論」についての講義はめずらしいということだった。私のような素人にはリズムよりもメロディのほうがとっつきやすい気がして良かった。

内容は、メロディ(旋律)の発生から輪郭線として成立するまでの歴史的背景と、メロディの著作権などの「権利」について。講義の最後は、パクリについての話になったのだが、それがめちゃくちゃ面白かった(講義ラストの菊地さんの台詞が、「それでは、00年代のパクリを聞いて今日は終わりにしましょう」だ。笑)。何といっても、「ほらこれ、まさにそうでしょ?」という感じで元ネタの音源をかける菊地さんがめちゃくちゃ楽しそうなのが笑う。「あれこの感じ、何かに似てるな…」と考えて「ああ!」と思ったのが、スライドショーで地蔵や大仏や道行く人を、「ほらこれ、○○でしょう笑?」と、いとうせいこうさんや観客に伝える時のみうらじゅんさんによく似ている。ポイントは「本人が(一番)うれしそう」。講義はライブみたいに後半にかけてどんどん面白くなっていって最高だった。

■帰りに、会場横のミュージアムショップみたいなお店で、菊地さんの本を買おうと思ったら、格闘技の以外売り切れていたので、閉店間際のメディアショップにまた立ち寄り、「東京大学のアルバート・アイラー」を買って帰りました。
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