日記 | 2006/10/30(月) 00:13
■えびの季節ですね(違うけど)。
■東京に引っ越して来て急にえびが好きになった。港に越してきたわけでもないのに、なんだこのえび熱。仮に東京が港町だったとしても、今店で売られてるえびのほとんどは外国産だしな。しかし高いよ、えび。むきえびとかボイルしてあるのとかぜんぜんおいしくないから、えびには妥協しない、というどうでもいい固い意思を貫いている。本当にどうでもいいですね。でもえびはうまい。

■仕事から帰る道すがら、携帯に送られてきた姪っ子の七五三の着物姿を見て笑いが止まらない。おもしろい。すっかり忘れていたが、日本にはそんな行事ごとがそういえばあったなと思い出した。ドレスも着て写真館で写真を撮ったらしい。「メイクもしてもらって本格的でした」と書いてある。なんかよく年賀状のチラシとかで、男か女かまだよくわからないちびっ子が、ものすごいヒラヒラのドレスを着せられてたりするあれだろうか。薄い毛が生えた頭にどでかいリボンをはちまきのように巻かれてたりするあれか。なんにせよ、大人になって笑えればいいと思う。もうすぐ三歳か、早いな。

■えびとかより何かもっと書くべきことがあったような気がするが、何だろう。忘れたよ。
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日記 | 2006/10/27(金) 23:46
■朝からゆうパックの再配達で何か重いものが届く。何かしらと思ったらパスタ! 「そんな素敵な伊男の知り合い、居たかしら?」と思ったら、先月、大阪は北浜に素敵な蒸し物ダイニングのお店『はたごはん』をオープンさせた畑さんからだった。オープン記念のお店のチラシとショップカードと一緒に、先月お宅にお邪魔した際にごちそうになり、あまりの美味しさに私が褒めちぎっていたパスタを送ってくださったのだった。ありがたい。お店には12月に伺うつもり。あー大阪帰るの楽しみ。

「はたごはん、食べに行こか。」
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■IMI時代の先輩・N川さんが大阪から出張でこちらに来ていたので、夕方、新宿で落ち合ってお茶。本当はうちに一泊してもらう予定だったのだが、仕事の都合で今日中に大阪に戻らなければいけなくなったのだった。楽しみにしていたのでがっかり。

■ルミネのカフェを出て下のフロアのブック・ファーストを冷やかすと、宮沢さんの『考える水、その他の石』の復刊本が並んでいた。「あっ!宮沢さんの本」と声をあげる。装丁が素敵だ。
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■N川さんとはブック・ファーストで別れ、その後、同じフロアの家具屋を見ていたら、ムクムクと代官山のunicoに行きたい欲が高まってきたので、18時すぎだったが代官山へ向かう。

■unico着。このあいだ来たときにかわいいなあと思っていた「懐かしい色合いの花が描かれたエプロン」をなんとなく探してみるが、無い。店員さんに聞いてみると、「在庫があれば取り寄せできます」とのこと。在庫を調べてもらって取り寄せてもらう。私はいつもこうだ。店頭から無くなると「良さ」に太鼓判を押された気がして、どうしても手に入れたくなるのだった。そして在庫を追いかけてもらったり、他店舗を駆け回ったりする。やっかいな癖(へき)をお持ちで。私か。

■レジで支払いをしていると、背後から低姿勢ながら、ものすごい誘惑の視線を送ってくる艶女が居ることに気がついた。このあいだ一目惚れをした艶女(ローテーブル)だった。

■かくしてうちに新メンバーが加わることに。とっぽい美人だ。届くのが楽しみ。

■その後渋谷に戻り、神南のパラビオンでさっきのエプロンと同じことを洋服でやっている私がいた。癖(へき)!病的!
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日記 | 2006/10/26(木) 09:54
■昨日、私はKさんとある国に居た。ある国は私には本当に似つかわしくない国だが、それはともかくとして私はKさんに会いたかったので出かけていった。

■Kさんに会うのはこれで3度目だ。初めて会った日、朝からテレビの占いが「今日、新しいラブストーリーが始まるでしょう」と言い、彼女に会った瞬間、「ああ、この子のことね」と納得した。

■2度目に会ったとき、Kさんは色々な負の出来事に巻き込まれていて、1度目に会ったときの目もくらむような色鮮やかないでたちとは対照的に、頭の上から足先まで、肌の露出部分を極端に抑えた真っ黒な、喪服のような服装をしていた。

■そして3度目の昨日、3年前から東京に住んでいるKさんは、会うなり、「来月末に部屋を引き払って、実家に帰ろうと思う」と言った。とても驚いて次の瞬間どこまでも落ち込んだが、間の抜けた感じで「そっか、そうなんや・・・」とくりかえすしかなかった。こればっかりは。こればっかりはどうしようもない。私が半年前突然こっちに上京してきたのと同じように、帰っていく人がいることは自然なことだ。

■「3年も居たのに東京をぜんぜん見てないことに気がついた。あと一ヶ月でいろいろ見たいのだ」とKさんは言っていた。

■結局、昨日私はKさんと12時間一緒に居た。最後にはふたりとも疲れ果てていたが、とても特別な一日だった。
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日記 | 2006/10/22(日) 23:23
■上京後に偶然同じまちに住んでいると知った母のいとこファミリーが、夕食に招待してくださったのでいそいそと出かけてきた。いそいそ。

■このファミリー、メンバーはおじさんとおばさんと私よりふたつとみっつ年下の姉妹の4人。まだ二三回しか会ったことがないのだけれど、私はこのファミリーの大ファンだ。

■10代の頃から留学だなんだで離れて暮らしていた年子の姉妹は、友だちのような距離感で本当に仲が良い。アカデミックなおじさんは私たちの話を終始おだやかな面持ちで聞いている。かわいいおばさんは私たち3人に完全に同化し、そして時々やっぱりどこかうちの母に似ている。

■たくさんの食べ物が並べられた食卓はピカピカしていた。家族での食卓ってこんなにピカピカしてたんだなあ、と離れてみて知る。家族はメンバーが変わるから、その時のメンバーでの食事って一回一回が後から思えば貴重だ。もう私も、父母姉私の4人で食卓を囲むことはないし(居合わせるって瞬間はあるかもしれないけど)。彼女たちを見ていてものすごく幸福な気持ちになった。その中にいるときには気がつかない類の幸せ。

■帰り、おばさんが途中まで送ってくれた。「おみやげね」と言って渡された袋を家で開くと、まんが日本昔ばなし的な、絵に描いたような「ごちそう」が入っていた。竜宮城から帰ってきたような心もち。近くにあの温かな家族がいると思うとそれだけでうれしくなり、よくわからない何かに手を合わせたくなる。
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■昨日から奈良の友人がうちに泊まりに来ている。目的はいっしょに「SPARKS LIVE IN JAPAN 2006」を観るため。ライブは、舞台上に映し出される映像とのコラボレーションが斬新な(昔からの彼らのオリジナル・スタイルらしいですが)、こんなに楽しいステージング・アクトは見たことが無いってくらいの、本当に楽しいライブだった。今回、菊地成孔氏がヴォーカルに野宮真貴さん(元ピチカート・ファイヴ)を迎えての、スパンク・ハッピーが前座として出演するということで、どちらかと言うとそちらが目当てだったのだけれど、やっぱり当然のごとくメインのふたりがものすごかった。最高のステージでした。
■会場には著名な方のお顔多数(川勝正幸氏、鈴木慶一氏、常盤響氏、デイリーポータルZのライターO氏など)。

■昨日は昨日で、友人Hが奈良から来ているということで、同じく宮沢さんの関西ワークショップ仲間であるKノピー、Kっしーに声をかけるとふたりとも駆けつけてくれた。プチ同窓会的な集まりを渋谷の人間関係で。話が尽きず閉店まで。

ご自慢のデジカメで激写
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撮り合うKK
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Kノピーが携帯で送ってくれた画像(撮影:Kノピー)
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■友人が土産に泉州の水茄子を持ってきてくれたので、ひとりじゃ食べきれないので、米を炊きますので近所の皆さんは箸と茶碗持参で漬かりすぎる前にカモナマイハウス。

水なす
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日記 | 2006/10/19(木) 10:52
日記をブログにする前のページで、自己紹介の所の「尊敬する人」に「宮沢章夫さん」と「姉」と書いていたのだけれど、ビッグネームと身内を並べて書くものだから、サイトを見てくれた人から時々、「で、お姉さんは何をやっている人?」と聞かれることがあった。ふつうの人です。7年間、奈良の山のふもとの図書館で司書をしていたが、赤ん坊ができたのを機に辞めてしまった。いまは「もっぱら主婦」、いわゆる「せんぎょう主婦」というやつだ。

■末っ子の多くがそうであるように、私も成長期の文化的な影響をほぼ姉から受けた。「好き嫌いの食べ物」まで、物心がつくかつかないかの頃に、姉のアドバイスのもと「きゅうり」に決定されたという話もある。その真偽のほどは今となっては明らかではないが、今も私はきゅうりが食べられない。

■高校生の頃、大学で何を学ぶべきか決めかねていたときも、その頃大学生だった姉の「あつの好きそうな先生がいる」という一言で同じ大学の哲学科に決めた(この「先生」というのは宗教学者の植島啓司氏)。

■姉の影響を受けまくったと書くと、ものすごくアクの強い人物を想像されそうだが、当の本人はいたって穏やかだ。姉もミクシイにいて(ほとんど交流はないが。最近はほとんど利用していなさそうだ)、そこでの誰かの紹介文がとても象徴的だったので勝手に引用させてもらうと、

いつ会っても、海の凪。とても穏やかです。なぜかしら、ふるさとのような温かく優しい人です。

私を含む残りの家族三名(父母私)がへっぽこぴーのたりらりらーなのに対し、あの人だけは「海の凪」。なんでろう。28年間ずっと考えている。

■家族の影響による私の構成要素として、バファリンで言うところの「優しさ」の部分が姉である。「騒がしさ」が母、「つまらない冗談」が父である。バファリンの半分は「騒がしさ」と「つまらない冗談」でできている。そんなバファリン、誰が買うか。
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日記 | 2006/10/17(火) 05:35
■お弁当に入れる鯖を焼いているのだ。残念なことに魚を焼くコンロがないため、仕方なくオーブンで焼いている(先日「しょうがをおろすおろし金がない」と書いたら、ふじいさんから「『ナチュラルキッチン(100円であなどれずいろいろ売っているかわいい雑貨屋)』で売っていますよ」と教えて頂いたが、今度はそういうわけにもいかないだろう、ナチュラルキッチン)。アルミ箔を敷き、その上に鯖を乗せているのだけれど、アルミ箔が大きすぎたらしく、一定の間隔で庫内にアルミが当たる音、「シーッチッ・・・・・・シーッチッ・・・・・・」というのが聞こえてくる。メトロノームさながらのクラシックさで、朝から何よりのミュージックであります。

■ミクシイのSS木さんの日記で、菊地さんが新譜をリリースしたことを知る。昨日も友人から、「菊地さん、N響に出るよ」というメールをもらったり、先日は先生のところに菊地さんのアルバムを持参してうかがったり、昨日ある理由から観た『シェルタリング・スカイ』という映画は印象的なテーマ曲がワンフレーズくり返し流れるのだけれど、京都での菊地さんのレクチャーで、坂本教授の曲と並べてかけられてたなあ(レクチャーテーマは「音楽における<パクリ>ついて」(笑)。まあでも菊地氏は肯定的立場から)、と思い出したり。そしてなんといっても20日はSPANKSのライブだ。今週ははからずも菊地週間になりそう。というか、菊地氏の最近の活動が盛んなのだろうな。今日帰りに新譜買ってこようっと。

■それではお弁当を詰めて行ってきます。

■と、ここまで書いたのは昨日(16日)の朝。ハッと気づいたらものすごい時間で、バッタバタとアップできずに出かけて行った。意味なし。朝の日記は無理だな、と思ったのだが今、午前5時3分(17日)。充分朝だ。目が早く覚めすぎたので、懲りもせずに朝の日記。

■SS木さんの日記にも書かれていたが、今度の菊地氏の新譜には中島ノブユキさんという方がコンポーザーとして関わっているそうで、この間先生も「中島ノブユキ知ってる?」とおっしゃっていたが、私はそのとき中島ノブユキさんのことも、また新譜が出たことも知らず、出がけだったこともあって、何も理解しないままうやむやになってしまっていたのだが、SS木さんの日記を読んですべての謎が解けた。ということで、昨日買ってきました、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール『野生の思考』。SS木さんは「うっとり」と書かれていたが、まさにまさに。南米風味満載で、すばらしく気持ち良い。

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日記 | 2006/10/14(土) 09:05
■お休み(休んでばかりいるようですが、これでも週のうち5日は働いているのです)。朝から、生まれて初めて電報をうった。いとこが明日、結婚する。私のいとことは思えないほどの、とびっきりのかわいさのひとだ。見たかったな、花嫁姿。少し離れた東京の空の下から、明日はふたりの特別な日を、お祝いしようと思う。iTunesでohanaの『オハナ百景』というアルバムから「Heavenly」という曲が流れてきた。まさに今の気持ちにぴったりの、清清しい天国みたいなメロディ。ふたりがいつまでも幸せに暮らしますように。

■新宿へ。自分への誕生日プレゼントに靴を買う。女の人に多いが私もご多分にもれず、靴鞄を買うとテンションが上がるクツガスキー、カバンスキーであります。大切にはこう。

■恵比寿へ。或る打合せの後、赤坂での素敵な飲み会に連れて行っていただく。8割がた馬の話(笑)。馬主が二名いらっしゃったので、そりゃあもう馬トークにリアリティ。「クラフトワーク」を最初馬の名前だと気づかずに聞いていて、コントかと思うほど途中まで自分の中で「バンド」で話が成立していた。気がついた後、ひとり苦笑い。

こっちかと。
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■帰り、タクシーを使わせていただいたが、金額を見て初めて知る自分の住む町の都会からの距離。遠!

クツガトテモスキー。むふふふふ
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日記 | 2006/10/13(金) 01:34
■たんじょうびの日記に、よく知る人たちにまじって、ふたりの方からメッセージをいただいた。お会いしたことのない方々に、誕生日を祝ってもらえるなんて。本当にありがとうございます。

*日記をUPしてすぐに、一番初めにメッセージを寄せてくださったTさん、ありがとうございます。管理者(私)にしか見えないコメントなので、読むのが私だけじゃもったいないくらいの、すてきな言葉をたくさんありがとうございました。全文をここに貼り付けて、みんなに自慢したいくらいです。「興味をもつものと意外なリンクについて」、は私もあれには何かあると思うのです。得体の知れない何か。何かに興味を持った時点で、それと自分との間に新しい関係性が生まれてるんじゃないでしょうか。それが色々なミラクルを呼んでいる気が。関係性万歳。本当にありがとうございました。

*一美さん、ゴッドのページからお越しとのことで、うわおう、それはプレッシャー(笑)。ちっとも怪しんでないです、大丈夫です。こちらこそ一言どころかありがとうございますをリフレインで送りたいです。日ごろ何ひとつ自慢できることなどありませんが、元気で過ごすことだけには自信があるのでがんばります。遠方(八王子)からわざわざありがとうございました。これからもがんばりますので、よろしくお願いします。


※メールアドレスがわからなかったので、ここでのお返事ですみません。本当にありがとうございました。

■日記を読んだという友人たちからもまたメールをもらって、照れたり、むせび泣いたり。

■昨日は学芸大学に住むK君と、「太陽」で待ち合わせて、遅いランチをし、宮沢さんの稽古場を見学させてもらいに行ったのだけれど、待ち合わせに大幅に遅れていった私に、K君は誕生日のプレゼントと言って、たいそう可愛らしい包み紙の洋菓子屋さんで、バウムクーヘンを買ってきてくれていた。長い時間待たされていたK君の背中で、バウムクーヘンは少し温かくなっていた。遅刻してごめん。銀座で迷子になっていたんです。気がついたら京橋にいました。

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■そして西からは「応援」が届いた。いつも背中をそっとグッと押してくれる言葉と。

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■そして最後の最後に。今日、仕事が終わって留守電を聞くと、祖母からのメッセージが入っていた。その声は、

ごめん、おねえちゃんの誕生日とごっちゃになって、日にちをすこし勘違いしていました

と言った後、

あっちゃん、げんきでおってや

としめられていた。「あ、この声、保存せな」となぜか思ったが、いつものくせで指が勝手に消去の操作をしてしまった。だから忘れないように日記に書きました。来年もその次の年もかかってきますように。
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日記 | 2006/10/10(火) 00:14
■28才になった。24才になる前日、私は万博公園で、「いやだよ、24才はよ」と、若干東北訛りだったかは定かではないが、絶叫していた。しかしその後は、増え続ける年をにこやかに受け入れる姿勢に変わり、今年もまた10・9を迎えたのであります。

■mixiにはめずらしくメンズばかり(しかもかなりひさびさの人を含む)からメッセージが届いており、うれしくてむせた。つかの間の擬似モテを味わう。

■さてと。この年は。人見知りをもうすこし直し、引っ込み思案もすこしは直し、料理をし、地理を覚え、選択のときは不安要素があってもよりドキドキするほうを選び、お金については意識的になり、友だちには会い、好きな人にも会い、心の師(アイドル)の一挙手一投足を目に焼きつけ、忘れないように心にからだに刻み、ひとりを楽しみ、ふたりを楽しみ、時にはさんにんでも楽しんで、誰かが嫌がることからは足を洗い、悪い夢を見なくていいように、よく眠り、時には眠らず、長い付き合いの友だちがフライングで前日に送ってきたハッピーバースデーのメールに笑い、実は泣き、納豆は混ぜすぎず(泡立ったらおわり)、「一日に玄米四合と味噌と少しの野菜」よりかはいいものも食べ、パンとかも食べ、西に疲れた母あれば絵文字入りのメールで励ますくらいのことはし、大好きな人たちの健康を祈り、心の底から感謝しながら、次の10・9まで死にものぐるいで生きたいと、ぼんやりと思うのです。みなさんのお手を勝手に拝借しています。すみません。あしからず。オールウェイズおおきに。心の底から。
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日記 | 2006/10/08(日) 01:01
■このあいだLくんと話していて料理心に火がついたので、最近の日々は会社にお弁当を作って持っていっている。Lくんは食材や調味料に凝りまくっていて、めちゃめちゃいいものを使っている。しかし、グラム何百円もする紫色の岩塩を買ったら、硫黄臭くてだめだったそうだ。油にも凝っていて、揚げ物は上等のグレープシードオイルやごま油で揚げるとのこと。ネットで取り寄せたりするらしい。私はふつうに近所のスーパーで買えるものばかりだが、季節柄何でもおいしい時期のようで、ただ煮たり焼いたりするだけで何でもおいしく仕上がってありがたい。

■4月にこっちに出てくるときに、そっと『野菜を食べよう』と書かれた小冊子(スーパーに置いてあるような)を渡してきた母にこれみよがしに、作ったお弁当の画像をメールで送ったりしているが、そのメールを母が祖母に転送していたようで、祖母から母への返信が、また私に転送されてきた。電話の交換士さながらの母である。母の頭の中に「プライバシー」という文字はない。

敦子えらいャ又おいしそう
6日センターでキダタロー講演行きました
明日1時シンサイ橋よりパーレイドみて歌舞伎に入ります
敦子の元気嬉しいですメールありがとう


「ナニワのモーツァルト」の何の話を聞きに行ったのかが気になるものの、私は私でパーレイドと歌舞伎のはしごをする祖母の元気がうれしいのだった。

今日送った画像(ほぼ「焼き」のみの調理で。秋鮭のプロヴァン、否、世田谷風)
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日記 | 2006/10/07(土) 00:37
■外は雨。お昼間に、強い雨のなか恵比寿まで出かけてゆき、映画を観る。好きな女優さんの出ている映画だったのだけれど、前にその女優さんを見たのは若い女性の監督の作品で、今回は男性の、それも初老の監督の作品だった。ふたりの監督の彼女の捉え方(作品の中での使い方)がまったく違う。それは単純に女と男の違いだと思った。作品自体は大御所中の大御所の監督の作品だったので、良くも悪くも老舗の味といった感じ。大変おいしく、おいしいが、その味に特に驚きはない。映画はマッチポイント。

■朝からエイやっと勇気を出して一通のメールを出した。するとすぐにお返事をいただき、あることが決まった。ドキドキドキドキドキ。興奮して子供みたいに鼻血出しそう。

■「THANK YOU FOR THE MUSIC」以来の名曲との呼び声の高い、11月1日発売のbonobosの新曲「Standing There〜いま、そこに行くよ〜」がここで視聴できます。この人の声にはなんだか得体の知れないクスリのような成分でも含まれてるんじゃないかと思うほど、女子なら誰でも恋してしまう声だと思うのですが、いかがでしょうか。なんだろなーこの声。照れるわ。
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日記 | 2006/10/06(金) 02:13
■仕事が休みだったので、朝から図書館に借りていた本を返しに行く。まだ9時前で開いていなかったので、返却用のポストへ投函。その後、新宿と品川で用を済ませ、渋谷経由で帰宅。と、ここまでは予定どおり。この後、長い午後がはじまった。

■雨戸をひんぱんに開け閉めするせいか、ちいさな「やもり」がうちの中へ入ってきてしまったのだ。そのことに気がついた瞬間、体が凍り付いた。もっとも苦手な生きものは別格ではあるものの、こういう系全般が苦手な私。気がついたら家を出ていた。一分ぐらい経っただろうか。当たり前だが進展はない。「これは自分でどうにかするしかないのだ」とわかり切ったことを再確認し、自分を鼓舞して中へ。

■とりあえず現実逃避がちにネットで「やもり 撃退」と検索。

庭にヘビ・モグラ除けの『ヘビレス』をまきましょう

という今更どうしようもないアドバイス。『ヘビレス』はきっと買うが、今後のことよりも今だ。緊急事態なのだ。とりあえず出て行ってもらうことが先決だ。

■しかし一対一での無言の対峙に耐え切れず、実家に電話してみた。「あら休み?」とのんきな母。事情を説明すると、しばらくして「あっちゃんがんばれ」という声。実家に遊びに来ていた姪だった。母に言わされるままに言っているもよう。オババカは認めるが、今はエールよりも的確なアドバイスがほしい。ひさびさにかけたものだから、仕事から帰ってきていた父にまで電話が渡ってしまい、「はい、うん、元気元気」などと緊急時にあるまじき近況報告を強いられるハメに。しかも父との会話の途中でなぜか「や」への恐怖が突然絶頂に達し、「ぎゃあああああ!」という奇声を発して床に携帯を投げつけてしまった。「ごめん、ごめん」と携帯を拾う。わけのわからない空気が発生しだした。ここからは悪のスパイラル。私の安息の休日は何処へ。

■その後、どうにか「や」に出て行ってもらうことに成功し、ことなきを得たが、「ひとり暮らしって…」と初めてひやりとした夜だった。
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日記 | 2006/10/03(火) 00:17
■タイトルコールは亡くなった祖父の真似で(この人)。これが伝わって笑えるのは大阪にいる姉だけだ。オンリーフォー姉。

■昨日は、仕事が終わった後、Lくんと待ち合わせて新宿三丁目の沖縄居酒屋「海森」で飲んだ。

■Lくんを迎えに行った新宿南口の改札には今、でっかいポートレイトが何枚も並んでいて、工事現場を囲う壁になっている。被写体はほとんどが一般の人(たぶん)で、全身だったり、顔のアップだったりいろいろだが、これだけあると一人くらい知り合いが写っていてもおかしくないなと思っていた矢先、一枚の写真が目に飛び込んできた。知った顔だ!と思ったら、電撃ネットワークの南部さんだった。みんなが知った顔だ。
■ほかにも一般の人に混じって、鈴木慶一さんや、森山大道さんが被写体として写っていた。
■しかし迫力のある写真。誰の写真だろう。

■程なくしてLくんがやってきた。Lくんは水兵のような格好をしていた。いわゆる「セーラー」を着ていた。海の男の心意気だろうか。その真意は明らかではない。
■海森で、Lくんは生ゴーヤビールを、私はゴーヤミックスジュースを頼んで、カンパイ。Lくんは今、建築現場の仕事の合間に、11月11日に武蔵小金井で行なわれるイベントの準備をしているそう。ライブあり、ダンスあり、トークありのイベントらしいが、彼は漁業をメインに日本の食文化に関する話をするようだった。これまでもLくんからは、そのさわりの部分になるような、色々な話を聞かせてもらっているが、とても興味深い。イベントの日、私は確か仕事だが、きっとその日は朝から体調を崩し、たまたま武蔵小金井の病院に行き、その帰りにたまたま面白そうなイベントを見かけるだろう。そんな気がする。
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■夜、M岡くんと元同僚のNちゃんとで、スズナリにヨーロッパ企画の『ブルーバーズ・ブリーダーズ』を観に行く。ドタバタにも程がある、ってほどのドタバタ。ヨーロッパの劇をひさびさに観たが、観ない間にいなくなってしまった役者さんもいたけれど、ほとんどの人が変わらずに残っていた。学生劇団から始まって、あの定着率はすごいと思う。個性的で魅力のある役者さんが異常な集合率で集まっている劇団なので、今後も変わらぬ顔ぶれでかんばってほしい。

■で、だ。劇の最後に予想外の展開が起きた。最後の場面でなぜかとても気になる人物が登場し、なぜ気になるのか最後までわからなかったのだが、劇が終わって舞台が明るくなった時にようやく気がついた。友人のKくんだった。まさか彼が出るなんて想像もしなかったので、開演前に私はたまたまKくんにどうでもいい内容のメールを送っていたのだった。「今下北にヨーロッパを観にきてるんだけど、劇場で有名人の○○さんを見かけたよ」的な。出番直前の彼に。悪いことをした。

■終演後、モワカフェへ。食事をしていると、店の前を、釣り人のような男がひとり通りかかった。私はその人物からある男気あふれる決断を聞くことになる。彼には何かあると、私だけでなく、まわりの知人たちもよく言っていた。その展開はこちらまでドキドキ刺激させるものだった。その人は決断とは裏腹な穏やかさで道の向こうに消えていった。
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米倉アツコ

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