25日
■新宿の美容院に髪を切りに行く。前にも書いたがF島さんという担当の男性が菊地成孔氏を髣髴とさせるオモシロダンディなお方で、もちろん腕もいいのでとても気に入っている。椅子に座るなり、「K川さん、来られていますよ」と言われる。シャンプー台を振り返ると友人のKっしーがいるのだった。なんたる偶然。彼女が帰る際に少しだけ話をして見送った。いやあ、驚いたな。
■帰りにバルサミコ酢を買う。で誰なんだ、君は。

「公爵の酢」と書いてある。味はものすごくおいしい。
■「偶然」で思い出したけれど、今週金曜にある植島先生といとうせいこうさんの対談、聞きにいきたし。
■新宿の美容院に髪を切りに行く。前にも書いたがF島さんという担当の男性が菊地成孔氏を髣髴とさせるオモシロダンディなお方で、もちろん腕もいいのでとても気に入っている。椅子に座るなり、「K川さん、来られていますよ」と言われる。シャンプー台を振り返ると友人のKっしーがいるのだった。なんたる偶然。彼女が帰る際に少しだけ話をして見送った。いやあ、驚いたな。
■帰りにバルサミコ酢を買う。で誰なんだ、君は。

「公爵の酢」と書いてある。味はものすごくおいしい。
■「偶然」で思い出したけれど、今週金曜にある植島先生といとうせいこうさんの対談、聞きにいきたし。
23日
■世田谷美術館へ内田也哉子さんの朗読を聞きに行く。同じsigh boatのメンバーである渡邊琢磨さんのピアノに乗せて朗読されたのは、中島敦の『ある生活』と『章魚木の下で』。
■役者さんのリーディングのような流暢さはないが、あのくぐもった声でぽつりぽつりと放たれる言葉にはこちらがじっと聞き入ってしまうような魅力があった。
■也哉子さんを見ていると気がつくと姉を思い出している。姉はアヴァンギャルドな髪型も格好もしていないが、特に今日は朗読ということもあって、図書館司書をしていた姉が夜中のリビングで、子供たちに読み聞かせをするための準備をしている声を、遠い昔のことのように思い出していた。
24日
■友人と恵比寿のパルテノペでランチ。
■世田谷美術館へ内田也哉子さんの朗読を聞きに行く。同じsigh boatのメンバーである渡邊琢磨さんのピアノに乗せて朗読されたのは、中島敦の『ある生活』と『章魚木の下で』。
■役者さんのリーディングのような流暢さはないが、あのくぐもった声でぽつりぽつりと放たれる言葉にはこちらがじっと聞き入ってしまうような魅力があった。
■也哉子さんを見ていると気がつくと姉を思い出している。姉はアヴァンギャルドな髪型も格好もしていないが、特に今日は朗読ということもあって、図書館司書をしていた姉が夜中のリビングで、子供たちに読み聞かせをするための準備をしている声を、遠い昔のことのように思い出していた。
24日
■友人と恵比寿のパルテノペでランチ。
日記 |
2007/11/21(水) 02:06
■背面に入れる文句を決められないので、いまだ買えないでいるiPod nano。そんなに迷うなら入れなければいいのにと言われそうだが、断固入れたい。私は。
■大好きな言葉のアーティスト、イチハラヒロコさんの言葉も良いなあ。イチハラさんの言葉で特に好きなのは、
友達どまりは
決定なのかね。
の立場をわきまえない上から目線や、
いったんは
好かれる
そして
嫌われる。
の至って冷静な自己把握ぶりなど。もちろんイチハラさんが得意とする「愛と笑い」の「愛」のほう、
さよならを
君が望むなら。
や、
さよならは
あまりに急。
や、
別れぎわは
キスのひとつも。
なんかも好きだ。びっくりするくらい偏ったな。
■その流れで名言や格言なんかのサイトを見ていて、「最期の言葉」というサイトに出くわした。『友よ拍手を!喜劇は終わった。(ベートーベン)』や『私は出来るだけのことをやったのだ。……あとは神よ、裁きを与えたまえ!(フォーレ)』といった劇的な言葉が並ぶ欧米の偉人に対し、日本の偉人には『これでおしまい(勝海舟)』を初めとするぼそっとつぶやくような言葉が多かった。日記のタイトルは、若山牧水の最期の言葉。そこだけ切り取ると笑ってしまうような言葉だが、最期の言葉と聞かされると重いなあ。
■ちなみに私の亡くなった祖父ふたりはそろって亡くなるすこし前にそれぞれの奥さんに向かっていつもは言わない「ありがとう」を言ったそうだ。それだけ聞くとちょっとしんみりするのだが、実は母方のほうは「感謝してまんなあ!」と祖母が詰め寄って言わせたというオチ付きだ。まあ最後くらい感謝の言葉を聞かないと気が済まないのもよくわかる超超・亭主関白の祖父であった(孫には優しいおじいちゃんだったのだが)。しかし心から言ってたと思うよ(フロム孫トゥー祖母)。しんみりかつ湯冷めしてきたので寝ます。おやすみなさい。
■大好きな言葉のアーティスト、イチハラヒロコさんの言葉も良いなあ。イチハラさんの言葉で特に好きなのは、
友達どまりは
決定なのかね。
の立場をわきまえない上から目線や、
いったんは
好かれる
そして
嫌われる。
の至って冷静な自己把握ぶりなど。もちろんイチハラさんが得意とする「愛と笑い」の「愛」のほう、
さよならを
君が望むなら。
や、
さよならは
あまりに急。
や、
別れぎわは
キスのひとつも。
なんかも好きだ。びっくりするくらい偏ったな。
■その流れで名言や格言なんかのサイトを見ていて、「最期の言葉」というサイトに出くわした。『友よ拍手を!喜劇は終わった。(ベートーベン)』や『私は出来るだけのことをやったのだ。……あとは神よ、裁きを与えたまえ!(フォーレ)』といった劇的な言葉が並ぶ欧米の偉人に対し、日本の偉人には『これでおしまい(勝海舟)』を初めとするぼそっとつぶやくような言葉が多かった。日記のタイトルは、若山牧水の最期の言葉。そこだけ切り取ると笑ってしまうような言葉だが、最期の言葉と聞かされると重いなあ。
■ちなみに私の亡くなった祖父ふたりはそろって亡くなるすこし前にそれぞれの奥さんに向かっていつもは言わない「ありがとう」を言ったそうだ。それだけ聞くとちょっとしんみりするのだが、実は母方のほうは「感謝してまんなあ!」と祖母が詰め寄って言わせたというオチ付きだ。まあ最後くらい感謝の言葉を聞かないと気が済まないのもよくわかる超超・亭主関白の祖父であった(孫には優しいおじいちゃんだったのだが)。しかし心から言ってたと思うよ(フロム孫トゥー祖母)。しんみりかつ湯冷めしてきたので寝ます。おやすみなさい。
■上京してすぐの頃、吉祥寺の雑貨屋でふたつのカップ&ソーサーを見つけた。迷った末に暗いブルーのほう一客だけを買い、「やっぱりあっちも」と思ってその次に訪れたときにはもう姿を消していたとある色をしたカップ&ソーサー。その色がわたしには「なに色」と表現するのかわからなかったため、ずっと探せなかったのだが、今日知った。アンバー。琥珀色。生き別れた恋人にぐっと近づいたよ。
■検索したら、とってもかわいいアンバーのカップが山ほど出てきた。
こことか
http://iskra.ocnk.net/product-list/35
こことかね
http://puuuce75.ocnk.net/product-list/1
■渋谷にアンバーって名前のカフェがあったな。誰と行ったんだっけ。お昼ごはんを食べたことだけはしっかりと覚えてるんだけど。
■検索したら、とってもかわいいアンバーのカップが山ほど出てきた。
こことか
http://iskra.ocnk.net/product-list/35
こことかね
http://puuuce75.ocnk.net/product-list/1
■渋谷にアンバーって名前のカフェがあったな。誰と行ったんだっけ。お昼ごはんを食べたことだけはしっかりと覚えてるんだけど。
■毎日の通勤時に何か足りないと思っていたら。最新型のと比べると驚くほど厚くて重い、私の第四世代ipodが「sad ipod」と呼ばれる泣き顔のアイコンを表示したかと思うと、ウンともスンとも言わなくなって以来、移動時に音楽を聴くすべがないのだった。
と気がついて、取り急ぎAppleのサイトを見に行くと、nanoは思いの外お手頃価格だった。ますます乗り気で「あしたApple store寄って帰ろうかな」と買う気になっていると、背面に文字が刻印できるサービスがあったことを思い出した。nanoなら2行入れられるらしい。
何か良い言葉はないかと、これまでインパクトを受けたメッセージを思い巡らせた。
そこで思い出したのがベラ・フロイド(あのフロイトの曾孫)のニットだった。

裏がこれ。パンクだ。

でもって、ネット上でイメージが試せるようになっていたのでやってみた。

かっこいいけれど、ギンズバーグにもゴダールにも傾倒していない私のメッセージではないので、当然のようにしっくりこない。私でやるとどうなるか。
こうなる。

わかりやすくすると、

犬を濁してるあたりが、ものすごく非パンクだ。われながら。
どうしようか、悩む。
悩みつつ・・・楽しいな、これ。

と気がついて、取り急ぎAppleのサイトを見に行くと、nanoは思いの外お手頃価格だった。ますます乗り気で「あしたApple store寄って帰ろうかな」と買う気になっていると、背面に文字が刻印できるサービスがあったことを思い出した。nanoなら2行入れられるらしい。
何か良い言葉はないかと、これまでインパクトを受けたメッセージを思い巡らせた。
そこで思い出したのがベラ・フロイド(あのフロイトの曾孫)のニットだった。

裏がこれ。パンクだ。

でもって、ネット上でイメージが試せるようになっていたのでやってみた。

かっこいいけれど、ギンズバーグにもゴダールにも傾倒していない私のメッセージではないので、当然のようにしっくりこない。私でやるとどうなるか。
こうなる。

わかりやすくすると、

犬を濁してるあたりが、ものすごく非パンクだ。われながら。
どうしようか、悩む。
悩みつつ・・・楽しいな、これ。

■この間、何年か前に一度メールをくださったことのあるHさんという方からミクシィでメッセージを頂いた。
内容は、このブログの「更新が滞ったり軽やかでない文章の日があったりすると、勝手に心配したり気をもんだりしています」という温かなメッセージだった。読みながらぶわーっと幸福な気持ちにつつまれた。そんなふうに読んでくださっている方がいると思うと、本当に純粋に、ありがとうございます(あたま深々)という気持ち。
■そしてさっき気が付いたら、ここの「管理人のみ閲覧できるコメント」のところにMさんという方からとってもうれしいコメントが書かれていた。三年ほど前に偶然通りかかって読んでくださっているという。
「悲しいときには、お母様直筆のキューピーちゃんを思い出してこらえています。」
とも書かれていた。
これですね↓

私は、見ているとあまりの憎憎しさにこぶしがプルプルとふるえてくるのですが、Mさんの悲しいときにお役に立てているのであればうれしいです。ありがとうございます。
それから私信ですが、もしあちらで探し当てて下さっているのでしたら、話しかけて下さると、ちゃんとお返事ができるのでうれしいです。よろしくお願いします。
■昨日『NHKラジオ深夜便』に大学時代の師・植島啓司先生が出られていたという。「旅」について話されたそうだが、一年のうち100日くらいしか日本にいないという師の「旅」の話は・・・聞きたかったなあ。うちにラジオを聞くすべがない。無念。
■幸せってこんな感じ?
内容は、このブログの「更新が滞ったり軽やかでない文章の日があったりすると、勝手に心配したり気をもんだりしています」という温かなメッセージだった。読みながらぶわーっと幸福な気持ちにつつまれた。そんなふうに読んでくださっている方がいると思うと、本当に純粋に、ありがとうございます(あたま深々)という気持ち。
■そしてさっき気が付いたら、ここの「管理人のみ閲覧できるコメント」のところにMさんという方からとってもうれしいコメントが書かれていた。三年ほど前に偶然通りかかって読んでくださっているという。
「悲しいときには、お母様直筆のキューピーちゃんを思い出してこらえています。」
とも書かれていた。
これですね↓

私は、見ているとあまりの憎憎しさにこぶしがプルプルとふるえてくるのですが、Mさんの悲しいときにお役に立てているのであればうれしいです。ありがとうございます。
それから私信ですが、もしあちらで探し当てて下さっているのでしたら、話しかけて下さると、ちゃんとお返事ができるのでうれしいです。よろしくお願いします。
■昨日『NHKラジオ深夜便』に大学時代の師・植島啓司先生が出られていたという。「旅」について話されたそうだが、一年のうち100日くらいしか日本にいないという師の「旅」の話は・・・聞きたかったなあ。うちにラジオを聞くすべがない。無念。
■幸せってこんな感じ?
日記 |
2007/11/03(土) 01:02
■このあいだの日記に、
祖母との手紙のやりとりは続いている。私が祖母からの手紙が届いて一ヶ月くらいで返事を返すのに対し、三日ほどでまたその返事が返ってくるというようなアンバランスなペースだ。
と書いたが、そのアンバランスなペースは、私が一ヶ月を過ぎても返事を返さないでいるうちに、祖母からの手紙がまた届くという予想外の展開でさらにアンバランスさを増した。
■手紙を読むと、祖母二人と父と母、そして姉家族の計7人でユニヴァーサル・スタジオ・ジャパンに行った時のことについて書かれていた。
あの日、お父さんの車でお父さんの横に座りました
高速に入り、直後「あ、玄関の鍵かけ忘れた」と気付き、
お父さんは
「おばあちゃん、なにも盗まれるものありまへんやろ」
といいますけど・・・(以下略)
父がとんでもないことを言っている。笑った。(結局この後、同じく大阪市内に住む母の妹に連絡し、鍵を閉めにいってもらったそうだ)
■そんな祖母も昨日で八十三歳になった。大急ぎで明日返事を書こう。バースデーカード、遅れてしまったなあ。
祖母との手紙のやりとりは続いている。私が祖母からの手紙が届いて一ヶ月くらいで返事を返すのに対し、三日ほどでまたその返事が返ってくるというようなアンバランスなペースだ。
と書いたが、そのアンバランスなペースは、私が一ヶ月を過ぎても返事を返さないでいるうちに、祖母からの手紙がまた届くという予想外の展開でさらにアンバランスさを増した。
■手紙を読むと、祖母二人と父と母、そして姉家族の計7人でユニヴァーサル・スタジオ・ジャパンに行った時のことについて書かれていた。
あの日、お父さんの車でお父さんの横に座りました
高速に入り、直後「あ、玄関の鍵かけ忘れた」と気付き、
お父さんは
「おばあちゃん、なにも盗まれるものありまへんやろ」
といいますけど・・・(以下略)
父がとんでもないことを言っている。笑った。(結局この後、同じく大阪市内に住む母の妹に連絡し、鍵を閉めにいってもらったそうだ)
■そんな祖母も昨日で八十三歳になった。大急ぎで明日返事を書こう。バースデーカード、遅れてしまったなあ。


