日記 | 2006/02/11(土) 00:27
それはこれとか。

ライブ(去年11月の)を観たかったな、と今となっては思うが、そのときは、FISHMANSファンの人たちがたくさん、それぞれに神聖な気持ちを抱えて観に行くだろうから、FISHMANS、好きだけれど特に深い思い入れはない私にとっては、「とても行かれない」、そんなふうに思ったような気がする。

bonobosの蔡さんは、FISHMANSの佐藤さんと声や歌い方がよく似ているということで、時々バッシングや中傷のような意見も見かけたりし(おもに一般の人が匿名で発言できる掲示板やコミュニティなどで)、現にこの映画でドキュメントされている、昨年11月に行われたFISHMANSライブのボーカルのラインナップに、蔡氏が決定したときも、一部で煽りやバッシングが起こったという。賞賛よりも中傷や批判のほうがなぜか表に出てきやすいという面はあるから、実際はFISHMANSファンの中でもひとにぎりの意見なのかもしれないが。

でもライブ当日、彼が歌った瞬間、会場はどよめいたという。

そのどよめきの中身は単純なものではないと思うけれど、そのステージに立ち、歌い、そして会場をどよめかせた彼の強さに敬服する。強いなあ。アウェーでのパフォーマンス。似てるとか、まねとか、そんな中傷よりも、彼自身、FISHMANSがすごく好きだったのだろうな。

「声の響きや雰囲気も何処か佐藤伸治を思わせる彼、特に『感謝(驚)』ではまるでフィッシュマンズが本当にその瞬間だけ再生されたような、それでいて確かに蔡だと分かる矛盾に満ちた歌声が、トラックと見事に完全融合して天を突き抜けるように楽曲が、音が昇華していく、この日のライブのハイライトのひとつだった。」
―『ホットエキスプレス・ミュージックマガジン』より―

「蔡忠浩(bonobos)が登場しての“忘れちゃうひととき”が始まった瞬間の場内のどよめきにはちょっと複雑なものが見えたけど、pod同様歌詞を飛ばしたりしつつ、歌うのに精一杯といった感じの一生懸命な蔡忠浩のステージングは逆にフィッシュマンズへの敬意を感じる。」
―『bounce.com ライブ&イベントレポ』より―

こんなレポートを今見ると、やっぱり生で観たかったなぁと思うのだけれど、ひとまず、3月25日の公開のこの映像が待ち遠しい。
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