■昨日は新宿の朝日カルチャーセンターに、植島先生と精神科医の名越康文さんの対談の講座を受けに行った。テーマは「熱帯カウンセリング−バリ島をめぐって−」。

■二ヶ月くらい前に先生がバリに行かれた際に撮ってこられたという、いろいろな村のトランスの映像を見せていただいた。ガムランの音色は、人の耳で聞くことのできる音域をはるかに超えた周波(20kHz以上高周波)の音を出しているらしく、その音が人にα波出させるそう。ものすごくたくさんの音がガチャガチャと鳴り響いているのだけれど、ちっとも耳に障るというとがない不思議な音だ。「トランサー」と呼ばれる、悪の神「ランダ」と戦う役割の男たちが、次々にトランスを起こし、気が触れたように生のニワトリを5羽10羽と食べて、ランダに立ち向かって行く。映像で見ているだけでも、場の緊張と興奮が伝わってくる恐ろしくも興味深い映像だった。

■バリの儀礼のほかに、「行動様式を決定しているのは脳か体か」というテーマに関して、うずらとにわとりの脳神経が作られる過程でそれらを入れ替えてしまうという実験の映像を流された。うずらの脳を移植されて育ったひよこは、後頭部の部分に少しうずらの模様が出ている。ひよこはピヨピヨと鳴き、うずらはキキキと鳴くそうだが、うずらの脳を移植されたひよこはキキキと鳴いた。しかし、発声器官はひよこなのでひよこの声で。ここで「行動様式を決めているのは脳」という論理が導き出されるが、少しするとひよこの体はうずらの脳を「異物」と捉えて攻撃が始まり、ひよこは眠ったまま死んでしまうそうだ。この結果はこれまで「脳>体」というふうに考えられていた風潮を大きく覆す。とても興味深い実験映像だった。

■講義の後、先生に何人かの方とで飲みに連れて行っていただく。その場に同じ大学出身の二回下の子がいて、その子のものすごいパワーと勢いに圧倒される。教授会があるという先生と別れた後も、その初対面のKさんとふたりで2時間半ほどお茶をして話をした。なんと高校も同じだった。Kさんと別れた後、朝、テレビの占いで「新しいラブストーリーが始まります」と言っていて「なんだそれ」と心で毒づいていたことを思い出したが、「もしかしてこの子のことかも」と思うほど気持ちをもってかれた(念のため、Kさんは女の子)。こういう不思議な出会いはほんとうにおもしろくてうれしい。

■これから高円寺へ行ってきます。今日も暑そうだなあ。
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コメント

ひょえ〜名越さん。
行きたかった。。。涙
2006/08/20(日) 23:17 kamanon URL [編集]

名越さんは終わった後すぐ整体に行かれてしまったので、いっしょに飲めなかったんだよ、残念。
2006/08/21(月) 01:12 米倉 URL [編集]







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